埼玉県外科医会ホームページ開設にあたって
埼玉県外科医会は1950年に当時、埼玉県の病院も含めた外科開業医の先生方が主体で創立され、これまでに75年もの長い歴史があります。
1.臨床問題検討会
長の他にコメンテーターを2名置き、活発な討論が行われることにより、思わぬ指摘を受けたり、新たな知見が
得られたり、大変有意義な学術集会です。
2.埼玉県外科集談会
11月に開催し、若い先生方の初めての症例発表の場としても活用されており、抄録は日本臨床外科学会雑誌に掲
載されます。学会賞を設けて、発表された研修医とそれ以外の先生に1名ずつ賞状と副賞を贈呈します。
3.学術講演会
年度末の2月か3月に開催し、主に埼玉県内の東西南北4地区の理事の先生方が毎年、持ち回りで担当され、そ
の時の外科医療の実情を鑑みて、特別講演やシンポジウムを企画し、開催されます。講演会の後に懇親会を行
い、会員同士の親睦、情報交換ができる機会を設けています。
4.埼玉医学会総会への参加
埼玉県医師会の行事で毎年2月に開催される埼玉県医学会総会で、外科・救急領域の発表を外科医会が担当して
います。多くの研修医が発表され、発表された研修医には翌年に埼玉県医師会から表彰されます。
また、埼玉県外科医会は日本臨床外科学会の埼玉県支部でもあります。支部は全国すべての47都道府県にありますが、埼玉県外科医会のように多くの学術集会を開催し、学術活動を活発に行っている都道府県は数少ないです。
日本臨床外科学会では、各県の支部との関わりを大変重視しています。毎年開催される日本臨床学会学術集会には、各支部に5名前後の座長推薦の依頼があります。さらに、学会では支部との連携・関係強化だけでなく、若手外科医への支援も重視しており、若手外科医のためのセミナーや国内外科研修制度を設けて、研修への助成を行っています。
以上、簡単ではありますが、埼玉県外科医会の紹介をさせていただきます。
埼玉県外科医会会長 土屋長二